体脂肪率 平均

体脂肪率の平均範囲は、30歳未満で男性で14〜20、女性で17〜24であり、
30歳以上であれば男性で17〜23、女性で20〜27位となっています。

しかし一般に体脂肪率の平均の多くは、男性15〜19%・女性で20〜25%程度となっています。

しかし体脂肪率は、低ければいいというものではありません。

体脂肪率は平均範囲にあるのが最も理想的とされます。

体脂肪率は、現在では家庭用体脂肪率計や体重計についている体脂肪率計などで日常の健康管理に使われている方も多いようです。

体脂肪率は、平均であるのが望ましいのですが、家庭用の体脂肪率計では体に微弱な電流を流して
人体インピーダンスを測定するので体内の水分量で大きく測定値が変わることを留意しておく必要があります。

健康管理のために体脂肪率を測定するのですが、測定数値に状態による変動が大きければ意味がありません。

特に食事の直後などは変動幅が大きいので、食事後2時間程度おいた後に計ることがよいようです。

やはり信頼できる体脂肪率をつかむためには、時間を含めて一定の状態で測定するようにしましょう。

体脂肪率は、細かい数値変動には一喜一憂する必要はありません。

体調によって変動するからです。

一週間などの一定の期間での体脂肪率の平均で判断し、30を超えなければさほど気にする必要はありません。

体脂肪率は、14〜25が全体としての平均範囲ですが30以下を目安として考えていきましょう。

体脂肪率計算 肥満度(BMI)

体脂肪率とは、自分の体重の中の脂肪の割合ということになります。

体脂肪率を測定するのは、自分の肥満度を確認する場合が多いのですが、この肥満度に冠しては「肥満度(BMI)] という指標もあります。

この肥満度(BMI) は、肥満度(BMI)=体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)で表される数値で最も簡単な判定方法です。

しかし、肥満度(BMI)は筋肉などの付き方などによって大きく変わってきますので、
同じBMIであっても肥満かどうかの判断ができるわけではないのです。

結局、本質的な肥満を確認するためには、体脂肪率を確認することが必要です。

体脂肪率は体脂肪率計で測定できますが、体脂肪率計がない場合の体脂肪率の簡易計算は、次の式となります。

体脂肪率(%)=体脂肪量(kg)÷体重(kg)×100
体脂肪率の計算自体は簡単なのですが、体脂肪量を知ることが難しいのです。

この体脂肪量を計算しそれから体脂肪率を計算する方法でキャリバー法体脂肪率計算法があり、次の式で計算されています。

このキャリバー法はキャリバー(皮下脂肪厚計)を用いて皮下脂肪の厚みを測定して計算する方法です。

体表面積(平方センチ)=72.46×身長の0.725乘×体重の0.425乘、Y:係数=皮脂厚合計(mm)×体表面:平方センチ÷10,000÷体重(kg)×100、
身体密度:D=1.0923-0.000514×Yを計算後、次式により体脂肪率を計算する。

体脂肪率(%)=(4.570/D(身体密度)-4.412)×100
この皮下脂肪厚法は、簡便なのですが皮下脂肪厚の分布に個人差があること、
測定に技能が必要なこと、内臓脂肪の測定ができないことなどの欠点があります。

体脂肪率の測定について

体脂肪率は、現在のメタボリックシンドロームの問題から注目を集めていますが、体脂肪率の測定についてはいろいろな方法があります。

・水中体重秤量法:アルキメデスの原理を応用した方法で水中に全身を沈めて水中にある体重計で体重を量り、
大気中での体重の差から身体密度を計算して測定する方法です。
比較的正確な値が出る測定法で体脂肪率の基準とされる方法ですが、息を吐ききった状態で測定しなければならないため、
測定に苦痛を伴うことと装置が大がかりとなり測定も簡単ではないことがあげられます。


・空気置換法:密閉された装置内に人が入り、空気の圧力変化を測定して身体密度を計測する方法で水中体重秤量法とほぼ同じ原理の測定であり、
比較的正確で苦痛を伴わない方法です。
大相撲の力士が測定していることが知られています。


・二重エネルギーX線吸収法:二種類の異なる波長のX線を前身に照射し、その透過率の差から身体組成を計測する方法で、
本来は骨密度を測定する方法ですが、体脂肪量や筋肉量の測定精度も高く、現在の体脂肪率測定法のゴールドスタンダードといわれています。
略称としては、DXA・DEXAと表記されます。


・皮下脂肪厚法(キャリバー法):皮下脂肪厚計を用いて皮下脂肪の厚みを測定し、その後計算式に測定値を代入して計測する方法で、
簡便な方法ですが皮下脂肪の分布に個人差があることや計測に技能が必要であること、内臓脂肪の測定ができないことなどが欠点として挙げられます。


・生体インピーダンス法:体に微弱な電流を流し、生体のインピーダンスを測定して体脂肪率を推定する方法で最も簡便・普及している方法です。

しかし、身体状態の差によるインピーダンスの差が大きいことや生体電気インピーダンスから体脂肪率を推定するノウハウが測定器メーカー各社でバラバラで、
機器によるバラツキが大きいことが欠点として挙げられます。


その他として、CT法・MRI法、体内カリウム測定法、超音波法、近赤外分光報、六フッ化硫黄希釈法などがあります。

体脂肪率とは

体脂肪率とは、通常は人(動物)の体内に含まれる脂肪の割合のことをいいますが、肥満における肥満度の指標となっています。

この体脂肪率は、低ければいいと思われていますが体脂肪率が低すぎると体温の低下やエネルギーを作り出すために
筋肉を分解することからの筋力の低下を招くことがあったり、ホルモンバランスの異常から女性の場合生理不順や早発性閉経などの異常を招くこともあります。

従って適正な脂肪すなわち体脂肪率が人間にはあるのです。男性の場合の定期制な体脂肪率は、30歳未満で14〜20%程度、30歳以上で17〜23%程度であり、
女性の場合は30歳未満で17〜27%、30歳以上で20〜27%とされていますが、この数値は世界標準ではなく一般的な肥満の判定基準とされているものです。

体脂肪率の測定については、いろいろな方法があり大がかりなものとしては「水中体重秤量法」、「空気弛緩法」、「CT,MR法」、
ゴールドスタンダードといわれる「二重エネルギーX線吸収法」などによりほぼ物理的に測定する方法と、皮下脂肪厚法などの簡易測定法などがありますが、
現在では生体インピーダンス法といわれる人体に微弱な伝量を流して生体インピーダンスから体脂肪率を推定する方法が市販されている
体脂肪率測定装置の標準となっています。

しかしこの生体インピ−ダンスを用いる方法も、体調などの影響や測定装置の体脂肪率ノウハウの差、筋肉質の人と一般の人ではインピーダンスが異なる、
ペースメーカー使用の場合は使用できないなどの欠点も指摘されています。